必ずつまづくマーケティングオートメーションサービス導入前の確認事項

前回は、自社のビジネスフローマーケティングオートメーションは適しているか?をご紹介させていただきました。
今回は、物理的な企業資産マーケティングオートメーション導入に課題はないか?そしてその課題を紹介したいと思います。

マーケティングオートメーションの導入は、Lead Nurturing(リードナーチャリング)を実施する為見込み顧客リストの獲得がマーケターの使命としてあげられます。また前回でもお伝えしましたが、マーケティング費用を確保する必要が出てきます。
仮にマーケティング費用が捻出でき、展示会への出展セミナー開催リスティング広告の出稿を通じて多くの見込み顧客リストを獲得できたとしても、実際この見込み顧客リストを整理する業務が最も時間がかかり、導入初期にかかる大きなコストではないでしょうか?
実際いくらかかるかわかりませんが、「名寄せ」と言われる、「顧客重複確認業務」です。各企業が持つ企業カルテ顧客DBを覗いてみてください。
そこには、会社名が同じデータが沢山存在しているはずです。何故このようなことが起こるのか?

顧客カルテの整備「名寄せDB」

●移転による住所変更
●昇格などによる役職変更
●移転や移動による電話番号変更
●人事異動
●社名変更
などがあげられます。
「住所が違うけど、これは一緒の会社なのか?」
「電話番号が違うけど一緒の会社?」
「役職が違いけど同じ人?」
「部署や部門が違うけど一緒の人?」
「名前の漢字が違うけど一緒の人?」など・・・

上記、重複をそろえる為の機能が各社整っていないのが実情です。
この整っていない状況のままマーケティングオートメーションサービスを導入するとどうなるか?
どのリストにスコアリングポイントを付ければよいのか?
が分散してしまうケースが散見されます。
会社からアクセスした場合のIPアドレスやブラウザへのCookie。そして自宅や移動用のPCからアクセスした場合のIPアドレスCookieを紐づける顧客カルテ。もちろんスマートフォンも対象です。
ポイントが分散されてしまうことで、正しいスコアリングポイントの取得や計測の意味がなくなってしまいます。
その為、マーケティングオートメーションサービスを導入する際、自社保有の企業基礎情報顧客DBの整備が重要な鍵となってきます。
マーケティングオートメーションを導入する際、多くの確認事項があります。
SFACRMサービスでも名寄せ問題は起こっていますが、SFA利用時に自分で選択を行うアナログ部分が存在し、運用でカバーしているのが実情です。
マーケティングオートメーションは、メールマーケティングを軸にした施策なだけに、個人を特定させトラッキングの精度を求められます。
SFACRM以上に、マーケティングの自動化を実行しようとすることから、この企業基礎情報の精度や鮮度、そして名寄せ作業マーケティングオートメーション導入において大きな障壁になります。新規で企業基礎情報顧客DBマーケティングオートメーションの導入に際して新たに整備するきっかけになれば幸いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ピックアップ記事

  1. サブスクリプション・ビジネスが急拡大する日本市場で、差別化を実現するソリューションを提供。…
  2. 株式会社カタリナ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山岸 辰雄)は、アドビ システムズ株式会社(…
  3. インターネットを活用したマーケティングソリューションを提案する株式会社エイジア(…
PAGE TOP